11月, 2017年
“Failure to prepare is preparing to fail”
高1の英語の授業(土曜・担当:坂元)
ELEMENT, Lesson8は「The Power of Presentation」
2013年に行われた2020東京オリンピック誘致のプレゼンテーションの成功のカギを解説しています。
その成功へ導いた人物、Nick Varleyの指導の下でパラリンピック選手の佐藤真海や滝川クリステル、フェンシングの太田雄貴のスピーチは成功しました。
アスリートとしてツラい練習になれている佐藤真海さんは、4分間のスピーチの練習を一日に数時間、それを数週間も練習したそうです。
そこでNickの言葉として登場するのがこのセリフです。
“Failure to prepare is preparing to fail”
「準備をしないことは失敗する準備をしているのと同じことである。」
グサッときませんか? この英文を読んだとき、ドキッとしたのは私だけではないはずです。(と思いたい。)
またこの英文の最後に出てくる次の文にも私は共感しています。
The Keys to winning the competition were not only their passion but aslo their communication strategies -such as practicing hard, creating key words, showing evidence, and using the power of three.
「(プレゼンの)競争に勝つカギは情熱だけではなく、コミュニケーションの戦略もあった。つまり、熱心に練習すること、キーワードを作り出すこと、証拠を示すこと、そして3の持つ力を利用することなどである。」
2020年度の大学入試改革にともない今後「思考力、表現力、想像力」などが生徒達に問われる時代になっていきます。
その「表現力」で、このNickの言葉はとてもヒントになると思うのです。
生徒の皆さんにとっては難しいのかもしれませんが、大学や大人にとっても大変有効な言葉なので是非覚えておいてほしいなと思います。
「共時的」と「通時的」な考え方?
前回の「will + have + 過去分詞」のhaveについての続きの解説です。
このhaveが助動詞ならば、なぜwillという助動詞の後にまたhaveという助動詞がこれるのか?
助動詞+助動詞なんてあり得ないハズなのに?そうモヤモヤする人もいるでしょう。
この「will + have + 過去分詞」のhaveは本来は「一般動詞」のhaveです。
しかし現在完了のときは「助動詞的」に使われているだけなのです。
(助動詞的とはhaveをcanのように文頭に出して疑問文を作ったり、haveにnotをつけて否定文が作れるということです。)
少し難しい話になりますが、英語には「共時的」(synchronic)と「通時的」(diachronic)な考え方があります。
簡単に言うと、前者は「今の考え方」、後者は「歴史的に見る考え方」と思ってください。
つまり、長い歴史的に考えたらこのhaveは一般動詞です。
しかし、現代の解釈としては助動詞として使われている、ということなのです。
よって現代の品詞としては便宜上「助動詞」という扱いですが、そもそも動詞のhaveなのでwillの後につけることができるのです。
さらにもっと知りたい、質問がある!という方はお電話を!
才塾の井上先生が詳しく英語の歴史から解説いたします!
「才塾の生徒にとってなくてはならない存在?」
高2数学の授業(土曜・担当:田中)
前回の極座標の問題の答えは、「ファミリーマート」!
文系の生徒は「~公園」?などと答える生徒もいましたが、理系の生徒の答えは正解でした。
生徒のみならず、我々講師も日々大変お世話になっている有難い存在のコンビニです。